# 医療機関・患者DB｜データベースへの直接接続と持ち出しをFWの分離とAIのアクセス監視で防ぐ｜AIサイバー攻撃対策ケーススタディ｜テクノスフィア

> Web予約システムの裏にある患者データベース。漏れたパスワードでの直接接続、置き忘れたバックアップ、夜間の大量参照という3つの持ち出し経路に対し、ファイアウォールでDBを外から見えなくし、残った正規経路の「ふだんと違う動き」をAIが検知する多層防御のモデルケース。

URL: https://technosphere.co.jp/ai-security/clinic-database-exfiltration

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# 患者データベースへの直接接続と
持ち出しを、FWの分離と
AIのアクセス監視で防ぐ  3経路直接接続・バックアップ・内部 2層公開範囲・監視 24時間DB接続のAI判定      **モデルケースについて**——本ページは、当社の技術・製品（Previento / GENBA Gate / クラウド・組込の構築）で構成した**架空の事例**です。業種・規模・システム構成は典型例として設定したもので、実在の企業・案件とは関係ありません。攻撃の手口は、防御のために一般に知られている範囲で記載しています。

## 想定するシステムと課題

複数の診療科を持つ医療機関で、Web予約システムと、電子カルテ連携用の患者データベースを運用しているモデルケースです。予約システムは外部ベンダーが構築し、DBサーバーは院内のラックに設置。ベンダーの保守のためにDBのポートがインターネットから到達できる状態になっており、定期バックアップは予約システムと同じサーバーの公開領域に置かれていました。

個人情報保護委員会が示した安全管理措置の見直しを受けて、「Webの画面を守るだけで足りるのか」「DBから丸ごと持ち出される手口に備えたい」というご相談を想定しています。

## AIによる攻撃は、こう来る  ** ATTACK SCENARIO
1. **DBポートの探索**——インターネットに開いているDBのポート（MySQL・PostgreSQL など）を、ツールが機械的に探す。見つかれば、流出したパスワードや総当たりでログインを試す
2. **バックアップの探索**——`backup.zip`・`dump.sql` のような名前のファイルを、公開領域に対して次々に要求する。置き忘れがあれば、脆弱性を突かずに丸ごと取得できる
3. **正規アカウントの悪用**——ベンダーの保守アカウントや院内の端末が、フィッシングで乗っ取られる。DBへの接続は「正規の認証」を通る
4. **大量参照**——夜間に患者テーブルを全件参照し、1回の接続でまとめて取得する。Webのアクセスログには何も残らない
5. **内部からの持ち出し**——退職予定の職員が、権限の範囲内で大量のデータを参照・エクスポートする

この3つの経路に共通するのは、**Webの画面を経由しない**ことです。WAFもWebのアクセスログも役に立ちません。DBに「誰が、どこから、いつ、どれだけ」接続したかを見る必要があります。

## 課題と解決アプローチ   ⚠ CHALLENGE（課題）
- DBのポートがインターネットから到達可能（ベンダー保守用）
- バックアップファイルが公開領域に保存されている
- DBへの接続元・接続時刻の記録を誰も見ていない
- 職員・ベンダーの権限が広く、全件参照が誰でもできる
- 連携APIに、想定外の接続元からアクセスできる
  →  ✅ SOLUTION（解決策）
- FWでDBポートを閉じ、Web・連携サーバーと保守用踏み台からのみ接続可能に
- バックアップは公開領域外の専用ストレージへ。暗号化と権限の限定
- Previento で DB の接続元・時間帯・参照量、FTP 転送、連携APIの接続元を24時間判定
- 見慣れない接続元からの接続成功、夜間の大量参照、大きな転送を重大で通知
- 職員・ベンダーの権限を業務に必要な範囲に見直し

## 防御の構成（従来型の層 ＋ AIの層）

```
インターネット（DBポート探索・バックアップ探索・乗っ取られた端末）
   │
   ▼
[入口] ファイアウォール ── DB ポート（3306 / 5432）は外部から閉鎖。Web は WAF 経由のみ
   │
   ├─ Web予約サーバー（DMZ）
   │    ├─ [公開範囲] バックアップ・ダンプは公開領域に置かない
   │    └─ [監視] Previento エージェント ── 設定ファイル探索・連番ID・FTP 転送を検知
   │
   ├─ 連携サーバー（電子カルテ連携 API）
   │    └─ [監視] 想定した接続元以外からの API アクセス成功を重大で通知
   │
   └─ [公開範囲] 保守用踏み台（MFA・保守元IPのみ）
        │
        ▼
[分離] 院内セグメント：DB サーバー ── Web・連携・踏み台からのみ接続可
   └─ [監視] Previento エージェント ── DB 接続元・接続時刻・参照量・エクスポートを収集
                 │
                 ▼
         Previento（クラウド）
           ├─ 見慣れない接続元からの接続成功を「要確認」、総当たり後の成功は重大
           ├─ 夜間・休日の大量参照、ふだんの数倍の転送量を検知
           ├─ バックアップ用ストレージへの想定外アクセスを検知
           └─ 重大 → 遮断 ＋ LINE / Slack / メール通知
```

凡例：緑＝従来型の防御（ファイアウォール・WAF・VPN・認証・分離）／青＝AIによる監視・判定（Previento）／赤＝攻撃

## AIは、ここで何を判定するのか
- **DBの「誰が・どこから」を見る**——DBに今つながっている接続元を一覧にし、信頼済み（Web・連携・踏み台）以外を「要確認」として表示する。FWで閉じたはずの経路が、設定変更で再び開いてしまったときにも気づける
- **「量」と「時間帯」のふだんを学ぶ**——診療時間中の予約システムからの参照量を基準に、夜間・休日の全件参照や、ふだんの数倍の転送量を検知する。正規の権限で行われる持ち出しは、この「量と時間帯の違い」でしか見えない
- **置き忘れたファイルの取得に気づく**——公開領域に対する `backup.zip`・`.sql` の要求に 200 が返り、大きなデータが送られた場合は重大とする。404 が並ぶだけの探索は警告に留める
- **連携APIの想定外の接続元**——電子カルテ連携などのAPIに、想定した接続元以外からのアクセスが成功したら重大で通知する。APIは画面を持たないため、見落とされやすい入口

DBの直接接続とバックアップの持ち出しは、当社の技術コラム「DBへの直接アクセスとバックアップ持ち出しを防ぐ」で、ログに残る痕跡と防止策を詳しく解説しています。Previento が検知するのは兆候で、実際の持ち出しの有無は、接続の記録と参照量の履歴で確認します。

## 導入ステップ（想定）   Week 1 読み取り診断 DBポートの外部からの到達性、バックアップの保管場所、アカウントと権限の一覧、連携APIの接続元を読み取りで確認。診療を止めない   Week 2 暫定策 FWでDBポートを閉じ、ベンダー保守は踏み台経由に変更。公開領域のバックアップを移動   Week 3-4 分離と権限の見直し DBサーバーを院内セグメントへ分離。職員・ベンダーの権限を業務範囲に限定。バックアップを暗号化した専用ストレージへ   Week 3 Previento 導入 Web・連携・DBの各サーバーにエージェントを設置。信頼済み接続元と、診療時間帯の参照量の基準を登録   Week 5〜 継続 月次の接続レポート確認、権限の棚卸し、再診断。個人情報保護委員会のガイドライン改定に合わせた見直し    [← 前のケース 製造業：工場設備の遠隔保守回線](https://technosphere.co.jp/ai-security/factory-remote-maintenance-vpn) [次のケース → 物流業：クラウド基幹への侵入対策](https://technosphere.co.jp/ai-security/logistics-cloud-security-groups)     モデルケースの概要
- 業種医療機関（複数診療科）
- 規模患者数万人・職員数十名
- 稼働システムWeb予約＋患者DB＋カルテ連携
- 従来型の防御FW・分離・踏み台・権限
- AIの監視Previento（DB・API・FTP）
- 導入期間約4週間（想定）
- 診療停止なし
   個人情報データベースの守りのご相談

「Webは守っているがDBは不安」「安全管理措置の見直しに対応したい」という段階からご相談ください。 [無料相談はこちら](https://technosphere.co.jp/contact?category=previento)

初回ヒアリング無料・診断はシステムを止めません   関連する技術コラム
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- [個人情報漏洩は「起きる前」に止められるか｜サーバー監視で見るべき兆候と自動遮断の考え方](https://technosphere.co.jp/blog/personal-data-leak-prevention-monitoring)

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