# 製造業・遠隔保守｜工場設備の保守回線を拠点間VPNとAIの接続監視で守る｜AIサイバー攻撃対策ケーススタディ｜テクノスフィア

> 設備メーカーの遠隔保守のために開けたVPNが、パスワードリスト攻撃とVPN機器の脆弱性スキャンの入口に。拠点を固定した拠点間VPN（GENBA Gate）と保守元IPの制限、多要素認証で入口を絞り、接続の時間帯・接続元・管理者操作の異常をAIが時系列で見張る多層防御のモデルケース。

URL: https://technosphere.co.jp/ai-security/factory-remote-maintenance-vpn

[（図: ロゴ：株式会社テクノスフィア）](https://technosphere.co.jp/)       [採用情報](https://technosphere.co.jp/recruit)                      ** 製造業 / 工場設備の遠隔保守回線

# 工場設備の遠隔保守回線を、
拠点間VPNと
AIの接続監視で守る  3層入口・認証・監視 1台現場側はゲートウェイ装置のみ 24時間接続と操作のAI判定      **モデルケースについて**——本ページは、当社の技術・製品（Previento / GENBA Gate / クラウド・組込の構築）で構成した**架空の事例**です。業種・規模・システム構成は典型例として設定したもので、実在の企業・案件とは関係ありません。攻撃の手口は、防御のために一般に知られている範囲で記載しています。

## 想定するシステムと課題

地方に工場を持つ製造業で、生産設備の保守を設備メーカーと当社がリモートで行っているモデルケースです。保守のために工場のネットワークへ外部から入る経路があり、VPN機器は設置から数年、ファームウェアは更新されていませんでした。設備のPLCや監視PCには、複数の保守業者が共有するアカウントでログインしていました。

製造業を狙った攻撃の報道をきっかけに、「保守の回線が侵入口にならないか」「誰がいつ入ったか分かる状態にしたい」というご相談を想定しています。

## AIによる攻撃は、こう来る  ** ATTACK SCENARIO
1. **VPN機器のスキャン**——脆弱性が公開されたVPN機器の型番とバージョンを、インターネットからの応答で機械的に探す。古いファームウェアはこの時点で候補になる
2. **パスワードリスト攻撃**——他サービスから流出したIDとパスワードの組を、VPNと保守用の踏み台に試す。共有アカウントは使い回しのパスワードになりやすい
3. **正規ログイン**——当たったパスワードで、業務時間外に海外の接続元からログインする。認証は「成功」なので、ログには正常なログインとして残る
4. **横展開**——踏み台から工場内のPCやPLCへ、保守ツールを使って接続する。保守業者の操作と見分けがつかない
5. **破壊・身代金**——設備の設定変更やランサムウェアの展開。生産停止につながる

このケースでは、攻撃の多くが**「正規の認証を通ったあと」に起きる**のが特徴です。WAFのような入口のパターン検知では止まりません。入口を物理的に絞ることと、「正規に見えるログインが、ふだんと違う」ことに気づく監視の両方が必要です。

## 課題と解決アプローチ   ⚠ CHALLENGE（課題）
- VPN機器のファームウェアが数年間未更新で、脆弱性が公開済み
- 保守業者が共有アカウントでログイン。誰が入ったか分からない
- 多要素認証なし。接続元の制限なし
- 工場内ネットワークが分離されておらず、踏み台から全設備に到達できる
- ログイン履歴・管理者操作の記録を誰も見ていない
  →  ✅ SOLUTION（解決策）
- 拠点間VPNゲートウェイ GENBA Gate で、保守拠点と工場を固定の経路で接続
- 保守元IPの制限と多要素認証。業者ごとに個別アカウント
- 工場内を設備ごとにセグメント化し、踏み台から到達できる範囲を限定
- Previento で VPN・SSH のログイン、sudo 操作、接続元・時間帯の異常を24時間判定
- 見慣れない接続元・時間帯のログイン成功は重大として即時通知、必要なら遮断

## 防御の構成（従来型の層 ＋ AIの層）

```
インターネット（VPNスキャン・パスワードリスト攻撃）
   │
   ▼
[入口] 拠点間VPN GENBA Gate ── 保守拠点（固定IP）と工場を固定経路で接続
   │       保守元IP以外は接続不可、ファームウェアは当社が更新管理
   ▼
[認証] 多要素認証 ＋ 業者ごとの個別アカウント（共有アカウント廃止）
   │
   ▼
保守用踏み台サーバー（工場 DMZ）
   ├─ [監視] Previento エージェント ── VPN・SSH ログイン、sudo 操作、FTP 転送を収集
   │                 │
   │                 ▼
   │         Previento（クラウド）
   │           ├─ 失敗の連続 → 成功（パスワードリスト攻撃の成功）を重大で通知
   │           ├─ 見慣れない接続元・国・時間帯からのログイン成功を「要確認」
   │           ├─ 管理者権限（sudo）でのふだんと違う操作を可視化
   │           └─ 重大 → 遮断 ＋ LINE / Slack 通知
   ▼
[公開範囲] 工場内セグメント（設備A / 設備B / 監視PC） ── 踏み台から到達できる設備を限定
```

凡例：緑＝従来型の防御（ファイアウォール・WAF・VPN・認証・分離）／青＝AIによる監視・判定（Previento）／赤＝攻撃

## AIは、ここで何を判定するのか
- **「失敗の連続のあとの成功」を重大にする**——VPN や SSH への失敗が続いたあとに同じ接続元から成功した場合、パスワードが当てられた可能性が高い。失敗だけの試行は警告に留め、成功で初めて重大にする
- **接続元と時間帯の「ふだん」を学ぶ**——保守業者の接続元IPと作業時間帯を信頼済みとして登録し、それ以外の国・時間帯からの成功ログインを「要確認」として示す。正規の認証を通った攻撃に気づく唯一の手がかりは、この「ふだんとの違い」
- **管理者操作をたどれるようにする**——誰が、いつ、管理者権限でどのコマンドを実行し、どのファイルを転送したかを一覧にする。設備の設定変更が「保守作業か、攻撃か」を、あとから確認できる
- **機器の更新漏れを管理する**——VPN機器・踏み台のファームウェアとOSのサポート期限を管理し、脆弱性の公開に合わせて更新を提案する。AIの監視は、更新までの「穴が開いている期間」を短くするための時間稼ぎでもある

GENBA Gate は当社が開発した拠点間VPNゲートウェイで、現場側に装置を1台置くだけで、オフィス・保守拠点と現場をセキュアに接続します。入口を固定することで、監視すべき対象も絞られ、AIの判定の精度が上がります。

## 導入ステップ（想定）   Week 1 現状調査 VPN機器の型番・ファームウェア、アカウント一覧、工場内ネットワークの到達範囲を読み取りで確認。設備を止めない   Week 2 暫定策 VPNの接続元IPを保守拠点に限定、共有アカウントのパスワード変更、不要アカウントの停止   Week 3-5 GENBA Gate 設置とセグメント化 工場に GENBA Gate を設置して保守経路を固定。設備ごとのセグメント化は生産の空き時間に実施   Week 4 認証とPreviento 多要素認証と個別アカウントへ切り替え。踏み台に Previento エージェントを置き、保守業者の接続元を信頼済みに登録   Week 6〜 継続 接続レポートの月次確認、ファームウェア更新、再診断    [← 前のケース 小売業：ECサイトの自動スキャン対策](https://technosphere.co.jp/ai-security/ec-site-waf-ai) [次のケース → 医療機関：患者DBの持ち出し対策](https://technosphere.co.jp/ai-security/clinic-database-exfiltration)     モデルケースの概要
- 業種製造業（地方工場）
- 規模設備十数台・保守業者2社
- 稼働システムPLC・監視PC・保守用踏み台
- 従来型の防御GENBA Gate・IP制限・MFA・分離
- AIの監視Previento（ログイン・sudo・FTP）
- 導入期間約5週間（想定）
- 生産停止なし（分離は空き時間に）
   遠隔保守・工場ネットワークの守りのご相談

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