# OpenClaw入門｜導入手順から社内Kubernetes本番運用まで完全ガイド【2026年版】｜テクノスフィア

> OSSのAIエージェント基盤 OpenClaw の導入手順を実体験で解説。Docker Composeでの最短起動から、Codex Pro＋ローカルLLMのハイブリッド構成、Raspberry Pi 5 + k3s での本番運用、ハマりどころ7つまで。社内活用を検討する方向けの完全ガイド。

URL: https://technosphere.co.jp/blog/openclaw-getting-started

** 目次
1. はじめに：なぜ社内に OpenClaw を立てるのか
2. OpenClaw とは何か（Claude Code・Cursor との違い）
3. 弊社で採用したアーキテクチャ全体像
4. 最短ステップ：Docker Compose でローカル起動
5. LLM プロバイダ設定（Codex Pro + ローカル fallback）
6. 本番運用：Raspberry Pi 5 + k3s への展開
7. Secret / ConfigMap / PVC の設計指針
8. 初回 OAuth ログインの儀式
9. テクノスフィアでハマったポイント 7 つ
10. よくある質問（FAQ）
11. まとめ
    ** 本記事のスコープ

本記事は OpenClaw v2026.5 系の構成情報をもとに、社内 LAN に閉じた運用を前提とした環境構築手順を解説します。OpenClaw 本体の仕様は活発に更新されているため、最終的なバージョンや CLI 引数は [公式ドキュメント](https://openclaw.ai/) も併せてご確認ください。

## はじめに：なぜ社内に OpenClaw を立てるのか

 ここ1〜2年で、エンジニアの開発・運用・営業フローに AI アシスタントが組み込まれるのは当たり前になりました。Claude Code、Cursor、Codex、Aider、Continue……選択肢は爆発的に増えています。一方で、業務利用が深くなるほど次のような**「クラウド SaaS だけでは困る」**場面が増えてきます。
- 社内ファイルサーバ・Redmine・社内 Gitea などの**クローズドな業務システムを叩かせたい**
- 機密情報を外部 SaaS にそのまま渡したくない
- 長尺の自動化スクリプトを **24時間動く常駐エージェント**として走らせたい
- 各部門で **用途別のスキル（プロンプト + ツール）** を整備・共有したい

 そこで弊社が選んだのが **OpenClaw** です。Claude Code 系のターミナル CLI ではなく、**サーバ常駐型・スキル拡張可能・ローカル LLM もクラウド LLM も差し替え可能**な OSS のエージェント基盤として、社内 Kubernetes 上で運用しています。本記事ではその環境構築の全体像と、実運用で得た知見を解説します。   ** テクノスフィアでの活用範囲

弊社では OpenClaw を「**常駐型の業務AIアシスタント（社内コードネーム mio）**」として運用しています。社内 Redmine の更新、Obsidian Vault への作業ログ自動同期、Google Analytics の集計、SUGUMEN / 現場IQ など自社プロダクトの問い合わせ起票、画像生成・動画生成・Web 検索などを 1 つの会話チャネルから扱える状態にしています。

## OpenClaw とは何か（Claude Code・Cursor との違い）

 OpenClaw（オープンクロウ）は、複数 LLM プロバイダを切り替えながら使える **OSS の AI エージェント基盤**です。Claude Code や Cursor のように開発者個人の手元で動かす CLI / IDE プラグインとは少し位置づけが異なり、**HTTP サーバとして常時稼働させ、複数のクライアント・チャネルから接続して使う**形が基本になります。
| 軸 | Claude Code / Codex CLI | Cursor / Continue | OpenClaw |
| 形態 | ターミナル CLI | IDE プラグイン | HTTP サーバ常駐 |
| LLM | 提供元固定（Anthropic / OpenAI） | クラウド SaaS 中心 | **差し替え自由**（OAuth / OpenAI 互換 / ローカル） |
| スキル拡張 | ○（CLI 同梱） | △ | ◎（workspace/skills/ で配布） |
| マルチユーザ | ×（個人端末） | × | ○（gateway トークン認証） |
| 常駐運用 | × | × | ○（systemd / k8s） |
| チャネル | ターミナルのみ | IDE のみ | Web UI / Slack / WhatsApp / Telegram 他 |

 つまり OpenClaw は、Claude Code のような**「便利な対話 CLI」**を、Slack / Teams / Web チャットからも叩けて、しかも複数の LLM をフォールバックさせ、社内データに永続的にアクセスできるエージェントに昇格させたい場合に刺さるツールです。コードを書く瞬間の体験は Claude Code に分がありますが、**業務全体を支える「社内AI窓口」**としてのポジションでは OpenClaw が圧倒的に扱いやすいと感じています。

## 弊社で採用したアーキテクチャ全体像

テクノスフィアの社内 LAN（`192.168.11.0/24`）に閉じた構成です。Pi5 を OpenClaw 本体の稼働ホスト、NAS と Ubuntu サーバを周辺サービスにあてています。

```
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  社内 LAN (192.168.11.0/24)                                  │
│                                                              │
│   ┌──────────────────┐    ┌──────────────────────────────┐   │
│   │ Synology NAS     │    │ Ubuntu Server                │   │
│   │ 192.168.11.241   │    │ 192.168.11.248               │   │
│   │ ├ Redmine :8080  │    │ ├ Lemonade LLM :8000         │   │
│   │ ├ Growi  :3000   │    │ │   (Qwen / Gemma local)     │   │
│   │ └ chatgpt-bridge │    │ └ docker registry            │   │
│   │   :18080         │    └──────────────────────────────┘   │
│   │   (gpt-image-2)  │                                       │
│   └──────────────────┘                                       │
│            ▲                                                 │
│            │ image-gen skill                                 │
│   ┌────────┴───────────────────────────────────┐             │
│   │ Raspberry Pi 5 (192.168.11.250)             │            │
│   │ ┌────────────────────────────────────────┐  │            │
│   │ │ k3s (single-node, Traefik, local-path)│  │            │
│   │ │  ┌──────────────────────────────────┐ │  │            │
│   │ │  │ Namespace: openclaw              │ │  │            │
│   │ │  │  ├ Deployment: openclaw           │ │  │           │
│   │ │  │  │   image: ghcr.io/openclaw      │ │  │           │
│   │ │  │  │   port:  18789                 │ │  │           │
│   │ │  │  ├ ConfigMap: openclaw-config     │ │  │           │
│   │ │  │  ├ Secret:    openclaw-secrets    │ │  │           │
│   │ │  │  └ PVC:       openclaw-data       │ │  │           │
│   │ │  └──────────────────────────────────┘ │  │            │
│   │ └────────────────────────────────────────┘  │            │
│   └─────────────────────────────────────────────┘            │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
```

### 採用理由
- **Pi5 + k3s：**消費電力 10W 未満で 24h 動かせる。社内 AI 基盤を専用サーバ化するほど大規模ではないので、コスト・スペースともに Pi5 が最適
- **LLM のローカル化：**Ubuntu 機の Lemonade（llama.cpp + OpenAI 互換 API）に Qwen 3.6 35B を載せ、社内データの問い合わせはこちらに流す。クラウド料金もゼロ
- **クラウド LLM の併用：**コード生成や深い推論が必要な場合は Codex Pro のサブスク枠を OAuth で組み込み
- **NAS の chatgpt-bridge：**OpenAI 互換エンドポイントで `gpt-image-2` を社内 LAN 内に閉じて提供。OpenClaw からは `image-gen` スキル経由で叩く

## 最短ステップ：Docker Compose でローカル起動

まずは個人 PC や検証用 VM 上で動くようにするのが最短ルートです。**k3s からいきなり始めるとデバッグが辛い**ので、必ずローカル起動を通してから本番展開する流れをおすすめします。

### 1. compose.yaml を用意する

```
services:
  openclaw:
    image: ghcr.io/openclaw/openclaw:2026.5.7
    container_name: openclaw
    ports:
      - "18789:18789"
    environment:
      OPENCLAW_SKIP_ONBOARDING: "1"
      OPENCLAW_DISABLE_BONJOUR: "1"
    volumes:
      - ./data:/home/node/.openclaw
      - ./openclaw.json:/home/node/.openclaw/openclaw.json:ro
    restart: unless-stopped
```

### 2. openclaw.json の最小構成

```
{
  "gateway": {
    "bind": "custom",
    "customBindHost": "0.0.0.0",
    "auth": { "mode": "token", "token": "REPLACE_ME_RANDOM_32CHARS" }
  },
  "models": {
    "mode": "merge",
    "providers": {
      "lemonade-local": {
        "baseUrl": "http://192.168.11.248:8000/api/v1",
        "api": "openai-completions",
        "models": [
          {
            "id": "user.Qwen3.6-35B-A3B-Q4",
            "name": "Qwen 3.6 35B A3B Q4 (Local)",
            "reasoning": true,
            "input": ["text"],
            "cost": { "input": 0, "output": 0 },
            "contextWindow": 262144,
            "contextTokens": 240000,
            "maxTokens": 16384
          }
        ]
      }
    }
  },
  "agents": {
    "defaults": {
      "model": { "primary": "lemonade-local/user.Qwen3.6-35B-A3B-Q4" }
    }
  }
}
```

### 3. 起動と動作確認

```
docker compose up -d
curl http://127.0.0.1:18789/healthz
# → {"status":"ok"}

# ブラウザで http://localhost:18789/ にアクセス
# 起動時に gateway token を入れるとログイン完了
```

   ** Docker 推奨の理由

弊社のグローバルルールとして **本番サーバへの直接 `apt install` / `pip install` は禁止**しています。OpenClaw もホストに Node.js を入れず、必ず Docker イメージで稼働させてください。理由は依存関係の汚染防止と、後で k8s に移行する際の互換性確保です。

## LLM プロバイダ設定（Codex Pro + ローカル fallback）

 OpenClaw の真価は **LLM プロバイダを混ぜて使える**ところにあります。コード生成のような重い処理はクラウド LLM に投げ、雑談や軽い要約はローカル LLM で済ませる、という**段階運用**がそのまま設定ファイルで書けます。

### 弊社の本番構成（primary + fallback）

```
{
  "agents": {
    "defaults": {
      "model": {
        "primary": "openai-codex/gpt-5.5",
        "fallbacks": [
          "lemonade-local/user.Qwen3.6-35B-A3B-Q4"
        ]
      }
    }
  }
}
```

- **primary：**Codex Pro の `gpt-5.5`（OAuth ログインで Codex Pro サブスク枠を利用）
- **fallback：**クラウド API 障害・サブスク枠切れ時に Lemonade のローカル Qwen 3.6 35B に落ちる

運用してみるとわかりますが、**「primary が落ちても止まらない」**のは社内 AI の SLA としては大きなメリットです。Qwen の応答品質は GPT-5.5 と比べれば劣りますが、要約・整形・社内検索程度なら十分実用になります。  ** なぜ Lemonade を経由するのか

**Lemonade** は llama.cpp 系のローカル推論サーバを OpenAI 互換 API として公開してくれるラッパーです。OpenClaw 側のプロバイダ設定は `"api": "openai-completions"` 1 行で済むので、モデルを Qwen → Gemma → Llama 3 などに差し替えるたびに OpenClaw を触らずに済みます。社内 LLM の入れ替えサイクルが速い現状ではこの分離が効きます。

## 本番運用：Raspberry Pi 5 + k3s への展開

ローカルで挙動を確認したら、いよいよ社内 k3s に展開します。弊社のリポジトリ `technosphere-openclaw` の `k3s/` ディレクトリには Kustomize 一式を置いてあり、これを `kubectl apply -k` で投入する形にしています。

### マニフェスト一式の全体像

```
k3s/
├── kustomization.yaml
├── namespace.yaml         # openclaw namespace
├── configmap.yaml         # openclaw.json (Gemma/Qwen + Codex 設定)
├── pvc.yaml               # /home/node/.openclaw 永続化（local-path）
├── deployment.yaml        # ghcr image + Secret 注入
├── service.yaml           # ClusterIP / LoadBalancer
└── ingress.yaml           # openclaw.192.168.11.250.sslip.io
```

### deployment.yaml の要点

```
apiVersion: apps/v1
kind: Deployment
metadata: { name: openclaw, namespace: openclaw }
spec:
  replicas: 1
  strategy:
    type: Recreate              # PVC が RWO なので Recreate 必須
  template:
    spec:
      securityContext:
        runAsUser: 1000
        runAsGroup: 1000
        fsGroup: 1000
        fsGroupChangePolicy: OnRootMismatch   # 起動高速化の必須設定
      initContainers:
        - name: seed-config
          image: busybox:1.36
          # PVC 上に openclaw.json が無いときだけ ConfigMap から seed
          # → runtime に書き換えた auth profile を保護
      containers:
        - name: openclaw
          image: ghcr.io/openclaw/openclaw:2026.5.7
          ports: [ { name: http, containerPort: 18789 } ]
          env:
            - { name: OPENCLAW_SKIP_ONBOARDING,   value: "1" }
            - { name: OPENCLAW_DISABLE_BONJOUR,   value: "1" }
            # ... Secret から各種 API トークンを注入
          volumeMounts:
            - { name: data,             mountPath: /home/node/.openclaw }
            - { name: obsidian-vault,   mountPath: /home/node/obsidian-vault }
          livenessProbe:  { httpGet: { path: /healthz, port: http } }
          readinessProbe: { httpGet: { path: /readyz,  port: http } }
```

   ** 弊社で踏んだ落とし穴：fsGroupChangePolicy

OpenClaw の workspace（skills / canvas / sessions）はファイル数が万単位に膨らみます。`fsGroupChangePolicy` を指定しないと、Pod 起動のたびに **PVC 全体に対して再帰的に chown が走り、起動に数分かかる**事態になりました。`OnRootMismatch` に設定することで、ルートディレクトリのオーナーが正しい限り再帰 chown をスキップでき、起動時間が一気に短縮されます。

### デプロイスクリプト

```
# scripts/deploy.sh
sudo BRIDGE_API_TOKEN=<NAS発行のトークン> ./scripts/deploy.sh

# 内部処理:
# 1. namespace 作成 (openclaw)
# 2. init-secret.sh で GATEWAY_TOKEN 乱数生成 → Secret 作成
#    BRIDGE_API_TOKEN 等の追加トークンがあれば同 Secret に併合
# 3. kubectl apply -k k3s/
# 4. rollout status の完了待ち
```

### アクセス方法
| 方式 | URL | 備考 |
| ポート指定（推奨） | `http://192.168.11.250:18789/` | Service の klipper-lb (svclb) 経由 |
| Ingress | `http://openclaw.192.168.11.250.sslip.io/` | Traefik 経由、DNS 解決可能な環境のみ |
| port-forward | `http://127.0.0.1:18789/` | 外出先 / VPN 経由のデバッグ時 |

## Secret / ConfigMap / PVC の設計指針

OpenClaw 運用で意外と効くのが **「どの設定をどこに置くか」**のレイヤ設計です。雑にやると **OAuth トークンが pod 再起動で消える**、**Secret 更新がポッドに反映されない**、**誰がトークンを発行したか分からなくなる**といった事故が起きます。
| レイヤ | 置く物 | 更新頻度 |
| ConfigMap | openclaw.json テンプレ（gateway / models / agents） | 低（半年〜年単位） |
| Secret | GATEWAY_TOKEN / BRIDGE_API_TOKEN / REDMINE_API_KEY / Google SA JSON / SNS トークン群 | 中（数ヶ月） |
| PVC | auth-profiles.json（OAuth 状態）/ skills/ / sessions/ / canvas/ | 高（毎日） |      ** init-container での seed パターン

弊社では `ConfigMap → PVC` の seed を **init-container で「PVC が空のときだけ」**実行する設計にしました。これにより、Pod が再起動しても PVC 側の runtime 設定（OAuth トークン / カスタムスキル）が ConfigMap で上書きされません。一方、設定を完全に作り直したいときは `kubectl delete pvc openclaw-data` で意図的にリセットできます。

### 典型的な Secret キー一覧（弊社の例）

```
# openclaw-secrets （Secret）
GATEWAY_TOKEN          # OpenClaw 自身のゲートウェイ認証
BRIDGE_API_TOKEN       # NAS の chatgpt-bridge → gpt-image-2
REDMINE_URL            # 社内 Redmine
REDMINE_API_KEY        # 〃
GSK_API_KEY            # Genspark CLI
X_API_KEY/X_API_SECRET # SNS自動投稿 (X)
IG_ACCESS_TOKEN        # Instagram Graph API
FB_PAGE_TOKEN          # Facebook Page

# openclaw-ga4 （別 Secret）
service-account.json   # GA4 Data API 用 Google サービスアカウント鍵
```

※ Secret は `kubectl create secret generic ... --from-literal=KEY=VALUE` で個別投入。鍵管理は `~/.credentials` に集約し **必ず .gitignore**。

## 初回 OAuth ログインの儀式

Codex Pro のサブスク枠を OpenClaw から使う場合、初回だけ対話 TTY で OAuth ログインが必要です。Pod 内に `kubectl exec -it` で入って実行します。

```
POD=$(sudo KUBECONFIG=/etc/rancher/k3s/k3s.yaml \
  kubectl get pod -n openclaw -l app=openclaw \
  -o jsonpath='{.items[0].metadata.name}')

sudo KUBECONFIG=/etc/rancher/k3s/k3s.yaml \
  kubectl exec -it -n openclaw $POD -c openclaw -- \
  openclaw models auth login --provider openai-codex
```

表示される URL とコードをブラウザで Codex Pro アカウントに承認すると、トークンが PVC 上の `~/.openclaw/agents/main/agent/auth-profiles.json` に保存されます。gateway は設定変更を **hot reload** するので、ログイン直後から Codex モデルが使えるようになります。  ** トークン期限切れに備える

Codex Pro の OAuth トークンは数週間〜数ヶ月で `expiresAt` を超えます。期限切れになると Codex 呼び出しは失敗しますが、**fallback の Lemonade ローカル LLM に自動で落ちる**ため即停止はしません。alertmanager で「24h Codex 0 件」みたいな指標を引いて、トークン更新を促すのが運用上の現実解です。

## テクノスフィアでハマったポイント 7 つ

弊社が OpenClaw を実運用に乗せるまでに踏み抜いたトラップを、再発防止メモを兼ねて公開します。

### ① fsGroup の再帰 chown で起動 5 分超

workspace のファイル数が膨らむと、`fsGroup` 適用のための再帰 chown が起動毎に走って **Pod が Ready にならない**事態に。`fsGroupChangePolicy: OnRootMismatch` で解決。

### ② Gemma の reasoning_content で本文が空

thinking モード対応モデル（Gemma 4 など）は `max_tokens` を小さくすると、**推論パートで全部消費されて本文が返らない**挙動になります。最低でも 2048 トークン、要約系で本気を出すなら 4096〜8192 を確保。

### ③ コンテキスト長は推論サーバ側が支配

OpenClaw 側の `contextWindow` を 200k に書いても、Lemonade の `recipe_options.json` で `ctx_size: 16384` なら実効 16k です。**下位レイヤを揃えないと意味がない**。

### ④ 同時実行は LLM 1 インスタンスあたり 3〜4 並列が限界

llama.cpp 系は KV キャッシュ非共有のため、同時セッションが増えると VRAM 不足で落ちます。社内利用で「会議中に同時に 5 人が叩く」みたいなピークが見えたら、Lemonade を 2 つに分けるか、サブスク枠の LLM に逃がす設計を入れる。

### ⑤ Service の type 選択

Pi5 単一ノード k3s の場合、`type: LoadBalancer` でも k3s 同梱の klipper-lb (svclb) が hostPort 公開してくれて、わざわざ NodePort や Ingress を立てなくても LAN からポート直叩きできます。検証時は **LoadBalancer が一番素直**。

### ⑥ Pod 内には pip も python3-venv も無い

OpenClaw 公式イメージは Node ベース。Python 系スキルを足したいときは **既存スキルの venv にある pip を借りる**パターンが正解です（例：`google-calendar` スキルの venv で `pip install --target=...`）。

### ⑦ 設定の hot reload と PVC seed の競合

初期は ConfigMap を毎回上書きする init-container にしていましたが、運用で書き換えた auth profile が rollout のたびに消える事故が頻発。**PVC に既存ファイルがあれば seed をスキップ**するロジックに変えて解消。  ** 詳しい運用事例は次回以降の記事で

本記事では環境構築までを扱いましたが、実際の業務効果を生むのは **スキル（skills/）**の設計です。続編として、Obsidian 作業ログ自動同期・Redmine チケット運用自動化、画像生成・ブラウザ自動操作のスキル活用事例を順次公開していきます。
- [OpenClaw スキル活用事例①｜作業ログとRedmine運用を完全自動化](https://technosphere.co.jp/blog/openclaw-skills-obsidian-redmine)
- [OpenClaw スキル活用事例②｜画像生成・ブラウザ自動操作で広がる業務自動化](https://technosphere.co.jp/blog/openclaw-skills-image-browser)

## まとめ

###  この記事のまとめ
- OpenClaw は **サーバ常駐型・LLM 差し替え自由・スキル拡張可能**な OSS の AI エージェント基盤
- Claude Code 等の CLI 系とは違い、**Slack / Web / IDE など複数チャネル**から叩ける社内 AI 窓口として刺さる
- まずは **Docker Compose でローカル起動**、動作確認後に k3s へ展開する流れがリスク最小
- LLM は **Codex Pro (primary) + ローカル Qwen/Gemma (fallback)** のハイブリッドが SLA とコストの両立に効く
- k3s 展開時は **PVC + Secret + ConfigMap** の役割分離と、**init-container での seed パターン** が運用を安定させる
- 初回だけ **OAuth ログインを `kubectl exec -it` で行う**儀式が必要
- **fsGroupChangePolicy / contextSize / 同時実行数 / hot reload と seed の競合**など、本記事に書いた 7 つの落とし穴で時間を失わないように

テクノスフィアでは社内 AI アシスタント（OpenClaw / Claude Code / Codex / Lemonade）の構築・運用、社内データを安全に扱える RAG / エージェント基盤の設計をご支援しています。「外部 SaaS に出せないデータを AI に使わせたい」「業務システム連携まで含めて AI を社内に住ませたい」といったご相談は、ぜひお気軽にどうぞ。    ／この内容の受託開発・PoC相談はこちら＼

### 社内 AI 基盤・AI エージェントの受託開発

OpenClaw / Claude Code を含む社内 AI 基盤の選定・構築・運用、業務エージェント設計、MCP サーバー構築まで、テクノスフィアにお任せください。要件ヒアリングから本番運用まで一気通貫で対応します。  [AI開発サービスを見る](https://technosphere.co.jp/ai-solution) [社内AI基盤構築相談](https://technosphere.co.jp/contact)     # OpenClaw # AIエージェント # Kubernetes # k3s # Docker # OSS # LLM # Codex # Qwen # 社内DX

##   次に読む｜OpenClaw シリーズ
-  [OpenClaw シリーズ スキル活用事例①｜Obsidian作業ログ＋Redmineチケット運用の完全自動化 日次の作業記録を AI が勝手に書き続ける運用とは](https://technosphere.co.jp/blog/openclaw-skills-obsidian-redmine)
-  [OpenClaw シリーズ スキル活用事例②｜画像生成・ブラウザ自動操作で広がるマルチモーダル業務自動化 gpt-image-2 / Browser Use を OpenClaw に統合](https://technosphere.co.jp/blog/openclaw-skills-image-browser)
-  [関連記事 RAGチャットボットとは？仕組み・メリット・導入方法 OpenClaw のスキル設計と相性のよい RAG の基礎](https://technosphere.co.jp/blog/what-is-rag-chatbot)
-  [サービス AI ソリューション開発 社内AI基盤・RAG・エージェント基盤の構築支援](https://technosphere.co.jp/ai-solution)

## よくある質問（FAQ）

### Q. OpenClawとは何ですか？無料で使えますか？

 OpenClawは、複数のLLMプロバイダを切り替えながら使える**OSSのAIエージェント基盤**です。ソフトウェア自体は無料で利用でき、費用は接続するLLM（クラウドAPIの従量課金、またはローカルLLMなら電気代のみ）と稼働させるサーバ分だけです。

### Q. Claude CodeやCursorとの違いは何ですか？

 Claude CodeやCursorが開発者個人の手元で動くCLI・IDEプラグインであるのに対し、OpenClawは**HTTPサーバとして常時稼働させ、複数のクライアント・チャネルから接続して使う**「社内共有のAIエージェント」という位置づけです。詳しくはOpenClawとは何かをご覧ください。

### Q. ローカルLLMだけで運用できますか？

 可能です。ただし応答品質とのバランスから、本記事ではクラウドLLM（Codex Pro）をプライマリ、ローカルLLMをフォールバックにするハイブリッド構成を推奨しています。機密性の高い用途では完全ローカル構成も選択できます。

### Q. 動かすのにどんな環境が必要ですか？

 お試しならDocker Composeによるローカル起動が最短です。本記事ではRaspberry Pi 5 + k3sという小規模構成での本番運用例を紹介しており、専用GPUサーバがなくても社内運用を始められます。     [技術コラム一覧に戻る](https://technosphere.co.jp/blog/)
