遠隔保守が進まないのは、行くしかないから
工場・倉庫・施設に置いた監視カメラやネットワークレコーダーは、設定をひとつ確認するだけでも半日かけて現地へ向かうことになりがちです。リモートメンテナンスが進まない理由は、たいてい次の3つに集約されます。
障害のたびに
現地へ駆けつけている
出張のたびに費用と人員が要り、復旧までの時間も長くなります。原因が単純な設定ミスでも、行ってみるまで分かりません。
現場に固定回線がない
光回線を引けない場所、引くには費用と工期が見合わない場所があります。モバイルルーターしか使えない現場も少なくありません。
遠隔化はセキュリティが不安
外部からの入口を開ける、映像をクラウドに預ける。どちらも社内の承認を通しにくく、話が止まってしまいます。
現場と当社事務所を、拠点間VPNでつなぐ
現地で必要な作業は、箱を開けて電源とLANをつなぐことだけです。設定は出荷前に当社で済ませてお届けするため、現場にネットワークの担当者がいなくても遠隔保守の環境が整います。
現地に1台置く
設定済みの状態で発送します。現地では電源をつなぎ、構内LANとモバイルルーターにLANケーブルを挿すだけです。設定を変える必要が出ても、モニタとキーボードをつなげば画面上で操作できます。
当社事務所へ自動でつながる
電源が入るとゲートウェイ側から当社事務所へ接続を張ります。外部からの入口を作らないので、現地のルーター設定を緩める必要はありません。回線が切れても自動で張り直します。
当社が遠隔で保守
当社の担当者が現地のカメラやレコーダーへ、その場にいるのと同じようにアクセスして点検・設定変更を行います。RTSPやHTTP、メーカー独自の管理ツールもそのまま扱えます。
- IPカメラ・レコーダー
- GENBA Gate
- モバイルルーター
暗号化されたVPNトンネル
- VPNルーター(固定IP)
- 保守担当者のパソコン
通信はゲートウェイ側から張り出します。外部から現地へ入る経路は作りません。
現場にも、情報システム部門にも
説明できる仕組み
遠隔化の話が止まるのは、たいてい安全性の説明ができないときです。GENBA Gate は「どこと、どちら向きに通信するか」を単純にすることで、その説明を成り立たせています。
通信相手は当社事務所だけ
ゲートウェイがつながる先は、テクノスフィアの事務所ただ1か所です。外部のクラウドサービスを経由しないため、映像や機器の情報が第三者の環境を通ることがありません。
着信ポートの開放はゼロ
接続は必ずゲートウェイ側から発信します。現地のルーターに外部からの入口を作らないため、ポート開放やDMZの設定は不要です。
既存機器の設定変更は不要
ゲートウェイが送信元を自分のIPに変換して構内LANへ転送します。カメラやレコーダーからは「ゲートウェイとの通信」に見えるため、既存機器側の設定はそのままで済みます。
モバイル回線で成立
グローバルIPが割り当てられない回線でも接続できます。固定回線の敷設を待たずに始められ、モバイルルーターの機種や回線事業者も選びません。
現地はパソコンなしで設定完結
モニタとキーボードをつなぐと設定画面が立ち上がります。マウスも作業用パソコンも持ち込まずに、現地作業を終えられます。
装置から保守までまとめて
機器の調達と初期設定、当社側での接続受け入れ、そして日々の遠隔保守と稼働監視まで、すべて込みで提供します。お客様に用意いただくのは回線と設置場所だけです。
置き場所は、棚のすき間ひとつ分
ファンのない金属筐体で、動作音はありません。装置がやることは通信を暗号化して転送することだけなので、高価な機材は必要としません。
装置も保守も、まとめてお任せいただけます
機器を売って終わりにはしません。現場のゲートウェイは当社事務所とつながり、点検も障害対応も当社が引き受けます。お客様に用意いただくのは、通信回線と設置場所だけです。
| 項目 | 内容 | ご用意 |
|---|---|---|
| ゲートウェイ装置 | 本体とACアダプタ。設定済みの状態で発送します。 | 標準 |
| 初期設定 | 現場の構内LANに合わせた設定と、出荷前の疎通確認を当社で行います。 | 標準 |
| 当社側のVPN受け入れ | 当社事務所のルーターでの接続受け入れと経路設定。お客様側での作業はありません。 | 標準 |
| 遠隔保守 | 点検・設定変更・障害の切り分けを当社が代行します。 | 標準 |
| 稼働監視 | 接続断の検知と復旧対応。復旧しない場合は当社からご連絡します。 | 標準 |
| 通信回線 | モバイルルーターなど。既にお使いの回線があればそのまま利用できます。 | お客様手配 |
| 設置場所と電源 | 屋内の棚などにゲートウェイを置くスペースとコンセント。 | お客様手配 |
| LANケーブル | 構内LANとゲートウェイをつなぐためのもの。 | お客様手配 |
当社事務所につなぐ標準構成
現場のゲートウェイは当社事務所とVPNで常時つながります。お客様のオフィス側に用意いただく機器や固定IPはありません。点検・設定変更・障害の切り分けは当社が代行します。
お客様のオフィスにつなぐ場合
接続先をお客様のオフィスに変更することも技術的には可能ですが、当社のサポート対象外となります。オフィス側に固定のグローバルIPとVPNを終端できるルーターが必要です。ご希望の場合は個別にご相談ください。
料金は台数・拠点数・保守の範囲によって変わります。構成をうかがったうえでお見積りしますので、 お問い合わせください。
導入前に、実際の回線で確かめます
モバイル回線は事業者や契約によって挙動が変わります。「つながるはず」で進めず、次の項目をお客様の現地回線で確認してから導入します。
- UDP 500 / 4500 が現地の回線を通ること
- VPNトンネルが確立すること
- 通信のない時間帯もNATテーブルが維持されること(keepalive 30秒)
- 映像の視聴に足る実効スループットが出ること
- 24時間の連続稼働と、回線が切れたあとの自動再接続
- 設置場所と電源、ゲートウェイから構内LANへの配線
UDPが通らない特殊な回線の場合は、別の方式に切り替えて対応します。
遠隔監視・遠隔保守でよくいただくご質問
接続先の選び方、対応できる回線、監視カメラやレコーダーへの影響、通信量、障害時の動きなど、よくお問い合わせいただく内容をまとめました。
よくあるご質問を見るその現場、
行かずに見られるようになります
拠点の数や現地の回線をうかがえば、導入できるかどうかはすぐに判断できます。
まずは現状をお聞かせください。
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